北欧デンマーク Fritz Hansen(フリッツハンセン)社による、巨匠Arne Emil Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)デザイン セブンチェアです。
- 商品ID : 63129
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- 使用感などは写真掲載の通り
サイズ(単位mm)
- 幅 495 奥行き 500 高さ 770 座高 430
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材
- 本体=ラッカー仕上げ
- 脚=スチール
北欧デンマーク Fritz Hansen(フリッツハンセン)社による、巨匠Arne Emil Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)デザイン セブンチェアです。
「セブンチェア」は、アントチェアから3年の後、1955年にヤコブセンが創出した1脚。デンマークの国民椅子として現在でも、コペンハーゲン空港やデンマークデザインセンターなど多くの公共施設に採用されています。通常は7万回を上限とする強度試験に20万回も耐え、美しさと堅牢性が見事に融合しているデザインとクオリティーの高い逸品です。記憶に残る永遠の曲線美。スチールパイプで支えられた軽快なフォルムはバタフライチェアの愛称を持っております。
フリッツ・ハンセン Fritz Hansen
北欧モダンデザインを象徴するデンマークの家具ブランド、フリッツ・ハンセン。1872年、25歳の家具職人フリッツ・ハンセンがコペンハーゲンで家具部材のメーカーを創業したことから、その歴史は始まります。1885年にオリジナル家具の製造会社を設立し、1887年には市内中心部に製作所を開設。高い技術力により、高品質な家具メーカーとしての評価を確立していきました。1899年には息子のクリスチャン・E・ハンセンが事業を継承し、クリスチャンボー城や国会議事堂、市庁舎など、国家的なプロジェクトを多数手がけるようになります。1920年代には新素材や生産技術の導入を進め、1930年代にはスチームによるブナ材の曲げ木技術を確立。曲げ木家具の分野で世界をリードする存在となりました。アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルム、ハンス・J・ウェグナー、ヴィコ・マジストレッティらとの協業により、多くの歴史的名作を発表。中でも、1952年発表の「アリンコチェア」、1958年の「エッグチェア」「スワンチェア」は北欧家具の価値を世界に広めた代表作です。緻密な製造技術と革新性を併せ持ち、現代の工業化された家具製造のパイオニアとも言える存在。家具史において欠かせないブランドとして、今もなお世界中で愛され続けています。
アルネ・ヤコブセン Arne Emil Jacobsen (1902-1971)
モダン様式の代表的な人物の一人で、数々のベストセラーを生み出した建築家、デザイナー。デンマークデザインの父と呼ばれる人物。1902年、デンマークの首都コペンハーゲン生まれ。当初は画家を目指していたが、父親に反対され、1921年に家を出る。その後、建築の道に進み、1924年にデンマーク王立美術学院に入学。在学中の1925年に、カイ・フィスカーの下でパリ万博・デンマークパヴィリオンに展示された椅子の設計に参加している。1927年に卒業後、パウル・ホルセーの事務所に入る。1929年、友人のフレミング・ラッセンと共に発表した、モダニズム形式の「未来の家」がデザインコンペで受賞し注目を集める。同年に事務所を設立し様々な建築を手掛けるが、1940年、ナチス・ドイツによってデンマークが占領されると、ユダヤ人だったヤコブセンは迫害から逃れるためにスウェーデンへ亡命する。大戦終了後、デンマークへ戻り建築設計の仕事を再開。1950年代に入ると家具デザインも始め、アントチェア、セブンチェア、エッグチェア、スワンチェア、などの作品を続けて発表し、世界的なデザイナーとなっていく。特に、評価の高かったアントチェアの後継として1955年に発表されたセブンチェアはヤコブセンの代表作であり、没後も数多く生産され現在でもファンが多い。余計な装飾をせず、使いやすくシンプルな機能美への追求がなされた数々の名作を生み出し、欧米各国で多数の賞を受けている。また、ヤコブセンがデザインした時計も、セブンチェアと同様に現在でも多くのファンがいる。建築や家具に留まらず、テキスタイル、テーブルウエア、照明など、そのデザインは多岐に渡った。デンマーク王立芸術学院やオックスフォード大学などで教鞭をとり、晩年の最高傑作と言われ遺作でもあるデンマーク国立銀行の建築を手がけるなど、晩年まで長く活躍した。
サイズ(単位mm)
- 幅 495 奥行き 500 高さ 770 座高 430
*若干の誤差は御了承下さい。
主な素材
- 本体=ラッカー仕上げ
- 脚=スチール
★★ 傷や汚れあり